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  • 執筆者の写真Takahisa Arakawa

家を計画する前に。

家を建てようと思った時に、何から始めたらいいのかわからない。


そういう時に、不動産屋に行く。

その時点で半分くらい間違ってます。

土地の購入は不動産屋でしてください。


では何が間違っているのかというと

建築士事務所登録をしている会社で

家を計画しましょう。


法律に適合している、適正な価格の家が欲しい方は、建築士事務所登録をしている会社にいきましょう。


建設業の許可はある一定の以上の金額の建物や数等、大規模な事業をするのに必要ですが

戸建の住宅の場合は、建設業の許可は無くても建てられます。

建設業の許可がある事に騙されないで下さい。


計画(打ち合わせも含む)する事、いわゆる設計行為は、建築士にしか出来ません。

業として設計(戸建の新築計画の打ち合わせ等、増築や改修も同じです。)をする場合には

建築士事務所の登録が、なければ出来ません。

もし、してたら違法です。

騙される前に、その会社を国土交通省に通報しましょう。


戸建の販売は、宅地建物取引士の資格と宅地建物取引業務の登録がされている会社で出来ますが、新築計画で間取りの打ち合わせなどが出来ると言ってる会社では、建築士事務所の登録が無い会社で、打ち合わせ(設計行為にあたります)は違法ですので、気をつけましょう。


病気を疑ったら病院に行ってお医者さんに診察受けるのが普通ですよね。


家を建てる時も、同じで建築士でないと間取りの打ち合わせ(例えばですけど、お医者さんの診察に該当すると思うとわかりやすいかな。)は出来ないと法律で明記されています。


家を建てる時には、建築士事務所に行きましょう。

そして、

目の前の打ち合わせされる方が建築士であるかをきちんと確認しましょう。


ちなみに、建築士にも専門分野が存在します。

(病院で例えるとわかりやすいので、記載しますが、内科、外科、皮膚科、呼吸器科など他にも色々あるかとおもいますが)

建築士も意匠(デザイン)、構造計算、設備設計、内装デザインなど、構造などでは木造にも色々種類があり、軸組工法だけの建築士や2x4専門なんていう方もいらっしゃいます。

コンクリート専門や鉄骨専門と言い出したらキリが無いのでは?と思うほど、細分化されていて、大変です。


全ての分野が満遍なく出来るのが理想ですか、中々いないのが現状です。


目の前の建築士さんの得意な事や他に業務を依頼されているのかをしっかり確認した上で、どの建築士さんに依頼するのかを検討してください。


依頼する建築士を選んだその時点で、ほぼ家の性能が決まった様なものです。


良い意味でも、悪い意味でも。


しっかり吟味して下さい。


人生の半分以上はその場所で暮らす事になるかもしれないので。


後悔は後からです。


追加


土地の購入は、依頼する建築士さんが決まっていたら、この人に見てもらいましょう。

計画時に、思ってもみなかった追加工事が必要になるケースもあるので、アドバイスをしてくれる建築士さんがいいと思いますよ。

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